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O月△日。
新しい住民が引っ越してきた。
名前は、キッシャー・ストック。
昨日越してきたガブリエル・トナーの隣の家に住むらしい。
最近は、何かと越してくる人が多いが、なにかこの町に魅力を感じる人が増えているのだろうか。
ある人の日記
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俺は、キッシャー。
人が困っている所を見るのがすきっていう、自分でもどうしようもない人間だと思う。
だが、人間、本質はどんなに年取っても変わらないんだ。
人生短いのだから、本能の赴くままに生きて楽しむのがいいだろう?
だから
俺を更生させようとするうぜえババアと兄貴から逃げたくて、この町に家出してきた。
これが俺の家だ。
ん?どうやって家を買ったかって?
独り立ちするって言ったら、唯一の味方の親父が、仕事ばっかしてて俺のことかまってやれなかった分だとか言って自分のへそくりから、家買ってくれたんだよ。
サンキュー親父☆
多分家を買うことで、今にも何処か辺境の地に行きそうな俺の居場所ぐらいは知っておこうという魂胆だったんじゃね?
まあ、とりあえず俺がすきなことできるなら、いい。
さて・・・と。
近所を挨拶しに行ってくるか。
もちろん普通に挨拶なんて行かない
卵投げから始まり・・・・
もちろん近所の同世代にも挨拶に行かないとな !
そこでで気の合う奴も見つけた。
VJ ・アルビ(デフォ )というらしい。
あいつは言うことがなかなか面白い。
今度うちに招待してみよう。
おっと。
隣の家に挨拶しに行くの忘れてた。
ピンポンダッシュ !!!!
こそっと影から誰がどんな顔して出てくるのかわくわくして待ってみた。
「!」
女の人か? いや、男・・・だよな?
細くて髪が長いから一瞬わからなかったぞ・・・。
遠くからじゃあまりよく見えない・・・。
その人はきょろきょろ周りを見て、誰も居ないと気づくとすぐに家に入っていった。
俺は少し興味を持ったので、普通に挨拶しに行ってみることにした。
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ベルを鳴らし、今度は、じっとドアの前で待ってみた。
さっきのピンポンダッシュのことなど、僕知らない☆でいこう。
ガチャ・・・
ドアが開き、人が出てくる。
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