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夕暮れを君と
MyBelovedLife のストックファミリーのデータ消えたんだけど、もう一回執念でつくり直してみました。(奇跡的ににヴィットいた!!!) お話形式です。 主役は一応ヴィットで、My Beloved Lifeで紹介しているものより、十何年は過ぎている設定です。

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BLですか
新しい家が二軒この町に建ちました。どちらも男性が引っ越してきたようです。
一軒目:キッシャー・ストックとタク・本城
二軒目:ガブリエル・トナー
男だらけでむさい・・・ですか?

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1 2

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Meet RED 【Side ミリアム】

私ミリアム。最近小さな島に引越したの。

本当に何もないのよ。ゲーセンもビルも無い。バーも一軒しかないの。

けど、都会に憧れていたんだけど、海の近くの家もいいかなって思い始めてきた。

一軒しかないバーだっていい雰囲気だし、海も綺麗だし、

それにね、お隣さんにお兄ちゃん好みのかわいい女の人が住んでいて、

今お兄ちゃんをからか・・・えっと・・・その人とくっつけようと思ってて、楽しいの。

ま、もうすぐで成人になるし、ここに飽きたら、都会に一人暮らしもいいかもねー♪

***

今日ね、町を歩いていたら、全身真っ赤なお姉さんに話しかけられた。

あ、全身真っ赤って血まみれとかじゃないからね!


赤い女の人は近づいてくると、にこっと笑った。

「こんにちは。私、今日引っ越してきたばっかりで、女性で友人になってくれる人を探してたの。同居人が男の人ばっかりで、暑苦しくて・・・」

こんな感じで輪が広がっていくのを感じるのは楽しい。

ん?男ばっかり? 逆ハーレム!?

何か、楽しそうな話の予感だわ。

「私もここに引っ越したばっか、です!よろしく!でも、お腹すいちゃった。一緒に夕飯どうですか?」

「ふふっ。いいわね。そこで食べましょう、私の奢りよ。」

「やりー!ありがとうございまーす。赤いおねえさん♪」



「赤いって・・・名乗るの忘れてたわね、ごめんなさい。そうね・・・私のことはレッドと呼んでね。あなたの名前は?」

「はい、レッド姉さん!私はミリアムといいます。同居人は男性ばっかっておっしゃってましたが、姉さんの恋人ですか?」


「え。何でそうなるのかしら。んー三人とも友達よ、一応。それに二人はゲイだし。」

一応?え、ゲイ?男と男同士ってこと?!

何そのわくわくする響き!やーん!知り合いになりたい!!


「楽しそうな人たちですね♪レッド姉さんたちは、どうしてこの島に引っ越してきたんですか?」

「ふふ。私含めて皆だいたい一年中世界中を旅するからあまりひとつの場所に居ないの。でもね、やっぱり帰る場所って欲しいと思ったのよ、で、皆で話して家を一軒買うことにしたの。だから引っ越してきたといっても、あまりこの島には居ないかもしれないわね。」

「そうなんですかー折角知り合いになったのに残念ですー。」

「けど、私が旅に出てる期間に、誰かしら居ると思うから話しかけてあげてね。」


「もちろんです!(特にゲイのお兄様にお話を聞きたい♪)」

「あ、よかったら、今からうちにくる?」

「え!!行きま・・・!!!!・・・・あぁ・・・・ごめんなさい・・・うち門限があって・・・。」

「あらそうなの、残念。しっかりした両親ね。じゃあ又の機会にね♪」

***

話していると、男性が走って来た。

「あの!レッドさんですか?」

「?ええ。そうですが?」


「ああよかった。イエローという人から伝言があって、-------」

「あー。どうもありがとうございます。わざわざすみませんね?はぁ・・・人使い荒くて・・・・。何か御礼したほうがいいわよね。」

「い、いえ・・・//// もう貰いました・・・ので///」

「そ、そう。(何をしたあいつ何を。)」


「(気になる・・・。)」

その日は、これでお別れしたが、ますますレッドの同居人が気になるミリアムだった。


==========

レッドさんのことは、よかったらMy Beloved Lifeのキャラクター紹介を見てくださいな。


2.Teenagerはまだ子供です。

2.

ガチャ・・・

ドアが開くと、一人の青年が出てきた。

「こんにちは。」


うわっ・・・・。こ、この人の目、キラキラしてる・・・。

一瞬ぼけっと目の前にいる青年を凝視してしまった。

これで、男かぁ・・・ ?

・・・・っじゃなくってっ !!!!

挨拶、挨拶。

「こんにちは! 隣に引っ越してきたキッシャー・ストックです。これからよろしくお願いします !」

「ああ、君も挨拶し に来てくれたんだね。私は、昨日こっちに引っ越してきたガブリエル・トナーと申します。よろしくね。どうぞ上がってください。 」

「あ、ありがとうございます。」

この人、昨日引っ越してきたばかりなのか!

ん? 君も?ということは、他にも挨拶にきたのか ?

***

お邪魔しますといい、中へ入ると、ショットカットの 女の人が居た。

・・・この人の方がガブリエル (心の中では、もう呼び捨て )より男らしいな。← 失礼


「お前! 今、むしろあたしの方が男っぽいとか思っただろ !」

「え。いや、まあ、はい。」

「あはは! だよね!あたしも玄関でガブリエルをはじめて見た時そう思った !」


・・・・明るい女性だ。


彼女と話している間にも、次から次へと人が訪問してくる。


俺のところには全然来なかったのに、何だか納得いかない。

最初っから俺流挨拶は刺激的すぎたか?

***

そうこうしている内に、日が沈んできた。

俺は、今、ガブリエルの寝室で、名前を聞いたが、忘れた女と子供について語っていた。


ガブリエルは、とても眠そうだ。

俺もそろそろお暇したいのだが、この女が空気読まずに話しかけてくるため、遮れない。

いつもなら、暴言浴びせて退場するのだが、なんとなくガブリエルには、その場面を見られたくないので、それが出来ないでいる。

そして、

とうとう、ガブリエルが怒って俺達を追い出した。

くそぅ。とばっちりだ・・・。


***

家に帰り、夕飯を食べる。

そういえば、一人で食べるのって久しぶりだな。

ここが二階にある、俺の寝室だ。

ベットのカバー、ランプ、そして絨毯を全て同じ綺麗なグリーンに揃えてる所がポイントだ。


・・・・そういえば、明日あいつ来るんだよな・・・。




***

チチチ・・・・

ああ、鳥の囀りが聞こえる・・・いい朝だなぁ・・・・。・・・・・。

ゆっくり目を開け、一回閉じて、もう一回目を開けて、ソチラを見た。

ガバッ・・・

俺は、壁に立っている奴に向かって叫んだ。

「何でてめえ入ってきてやがる!」

その人は、俺の言葉など気にせずボリボリと頭を掻く。

「あー。合鍵もらったからな。てか、お前、寝てるときは、本当かわいいのな。起きなきゃー天使なのにな。」

「うっせーな。きもいこと言ってんじゃねぇよ、タク!」


・・・・俺の保護者がきた・・・。





1.Boy meets ...?

1.
___________
O月△日。
新しい住民が引っ越してきた。

名前は、キッシャー・ストック。

昨日越してきたガブリエル・トナーの隣の家に住むらしい。

最近は、何かと越してくる人が多いが、なにかこの町に魅力を感じる人が増えているのだろうか。

ある人の日記
___________

俺は、キッシャー。

人が困っている所を見るのがすきっていう、自分でもどうしようもない人間だと思う。

だが、人間、本質はどんなに年取っても変わらないんだ。

人生短いのだから、本能の赴くままに生きて楽しむのがいいだろう?

だから

俺を更生させようとするうぜえババアと兄貴から逃げたくて、この町に家出してきた。


これが俺の家だ。

ん?どうやって家を買ったかって?

独り立ちするって言ったら、唯一の味方の親父が、仕事ばっかしてて俺のことかまってやれなかった分だとか言って自分のへそくりから、家買ってくれたんだよ。

サンキュー親父☆

多分家を買うことで、今にも何処か辺境の地に行きそうな俺の居場所ぐらいは知っておこうという魂胆だったんじゃね?

まあ、とりあえず俺がすきなことできるなら、いい。


さて・・・と。

近所を挨拶しに行ってくるか。



もちろん普通に挨拶なんて行かない



 卵投げから始まり・・・・











もちろん近所の同世代にも挨拶に行かないとな !




そこでで気の合う奴も見つけた。

VJ ・アルビ(デフォ )というらしい。

あいつは言うことがなかなか面白い。

今度うちに招待してみよう。


おっと。

隣の家に挨拶しに行くの忘れてた。


ピンポンダッシュ !!!!


こそっと影から誰がどんな顔して出てくるのかわくわくして待ってみた。

  
「!」

女の人か? いや、男・・・だよな?

細くて髪が長いから一瞬わからなかったぞ・・・。

遠くからじゃあまりよく見えない・・・。

その人はきょろきょろ周りを見て、誰も居ないと気づくとすぐに家に入っていった。

俺は少し興味を持ったので、普通に挨拶しに行ってみることにした。

***

ベルを鳴らし、今度は、じっとドアの前で待ってみた。


さっきのピンポンダッシュのことなど、僕知らない☆でいこう。

ガチャ・・・

ドアが開き、人が出てくる。





夕暮れを君と one

今日、長年住んできた大陸から、父と母、それに妹と弟と俺の5人家族で、

小さな島に引っ越してきた。

前住んでいた町で警察だった父は、犯人を追う途中で怪我をしてそれを機に引退した。

折角なので、

父と母の健康のためにも、都会より空気の良い所に移り住んできたのだ。






 俺は、ヴィット・ストック。将来は冒険家になり、世界を周りたいと思っている。

その為にも働いて、さらに、家族の分もお金を稼がなくてはいけない。

職を探さなくては・・・。





散歩していた所、同い年ぐらいの女の子が目に入った。

もしかしたら、友人第一号か!?

声をかけようとするが、あっという間に、家に彼女は入っていってしまった。



ここは・・・・。うちの隣の子だったのか。


しかし、無意識とはいえ、家まで着いていくなんて、ストーカーじゃないか俺!


いや、これは、隣の家に挨拶に行くだけなんだ。

どっちにしろ行く予定だったしな。





ピンポーン

 「はい。」 ガチャ

「こんにちは。隣に引っ越してきた、ヴィット・ストックと申します。」

「どうも! ああ!都会から来たっていう・・・。」

「はい。今後よろしくお願いします。」

「私は、ディーヴァ・ローレンです。よろしくね。わからないことがあったら聞いてね。小さい島だけど、施設は大体あるわよ。あ、夕日が綺麗な場所とか今度教えてあげる。」

新しい家に着くまで、景色を見てきたが、島は緑が多く、両親も癒されるだろう。

 「夕日も綺麗だろうね。」


「綺麗よー。小さな島だけど、飽きるってことはないわね。」

「ん?ディーヴァは、ずっと島育ち?」

「ディーでいいよ。うん。一度も島を出たことないよ。」

「じゃ、ディーで。マジで?出てみたいって思ったことないの?」

「機会がないだけよ。」

その後、しばらくディーと話し、ディーがアクティブな子で、趣味が合うことがわかった。
釣りの話をしたり・・・。

近所のうわさを聞いたり・・・
 気がついたら、結構な時間をディーの家で過ごしていた。


ーーーーーー


 (いーもの見ちゃった♪)

彼女は、ミリアム・ストック。ヴィットの妹だ。

最近おしゃれに目覚め、都会暮らしがすきらしく、唯一この島に行くのを反対した。

だが、好奇心旺盛なので、この島に着いてからは、見るもの見るものに興味を示し、なにも文句を言わない。

結構この島を気に入ったらしい。


「お母さん!」
「なぁに?もうすぐ夕飯よ。」
「いやいや、そんなことより聞いて!おにいちゃん彼女出来たかも!」
「まぁ。初日に?」
「だって、女の人の家に入っていくの見たよ!」
「あらあら。」

 「女ってうわさ好きだよな。」

ふう、とため息をついた彼は、アデル・ヴィット。

赤ちゃんの頃は、輝くばかりのかわいい天使だったが、最近すこし、生意気になってきた。






そして、日が暮れて・・・。



「お、お父さん!ちょっと待って!」

「なんだ?ヴィットのやつ、夕飯の時間になっても帰ってこなかったじゃないか!もしかしたら、迷ったかもしれんだろ?探しに行く。」



父、イヴァは、今では、髪が白くなり、ひげも生やし、見た目は、やさしげな老人になったが、性格は頑固になった気がする。




「(こんな小さな島で迷わないって!)いや・・・。あー!お兄ちゃん、友達が早速出来たから、夕飯食べに行くってそーいえば言ってたかもー!私伝えるの忘れちゃった!ごめんなさい!えへ。」

「ん?そうならさっさと言いなさい。全く心配して、隣近所に周るところだった。」



 (感謝しなさいお兄ちゃん。)




 (やべー。もうこんな時間になってたのか。親父色々こうゆうことうるさいんだよな汗)

 (帰っちゃった。なんか、久しぶりに楽しかったな。)

 (さて・・・寝るか。)







 「ただいまー!」



 ようこそ。ストックファミリー。